今回は”短編映画”(ショートフィルム)について書いていきます。
””短編映画”は知っているけど、あまり短編映画について話したり、調べたりして、触れることは少ないですよね。
でも、短編映画は奥が深くかなり魅力的です!
映画好きはもちろん、映画に興味がない人でも知っておくと良い(?)かもしれないです。
この記事を読むと、あまり触れてこなかった短編映画について知ることができます!
短編映画とは
まず、短編映画は名前からも分かるとおり、”短い映画”です。
ショートフィルムと呼ばれることもあります。
問「どのくらいの長さなの?」
答え
明確な区分はないらしいですが、エンドクレジット含み30分以内が基本です。
映画はだいたい1時間半ぐらいのが多いので、短ければ”短編映画”って考えでOKだと思います。
ちなみに見たことある人が多そうな短編映画、
2011年公開のディズニー映画『カーズ2』と同時上映された
短編映画『トイ・ストーリー ハワイアン・バケーション』は
約6分になっている。
意外と認知度は高い?
映画が好きな人は短編映画についてけっこう分かるが、あまり映画を見ない人はよく分からないと思う。
しかし、
世界的にはけっこう有名で認知度は高い!
今では、誰もが知っているあのディズニーは、なんと昔の作品のほとんどを短編映画が占めていました。
『トイ・ストーリー』で有名なピクサーも最初は短編映画を作っていました。
これらから、短編映画から有名になった映画会社が多い気がする。
短編映画に力を入れる
↓
有名に
↓
長編映画
この流れは監督でもいえます。
短編映画は長編映画よりもコストが低く作れます。
なので、有名になる前の監督は短編映画に力を入れて、有名な監督になるケースが多いらしいです。
あと、映画会社側が監督を選ぶ際に、短編映画でその人を知ることができます。
短編映画=実績
という考え方もあります。
短編映画
長編映画=アカデミー賞 のように短編映画でも賞、映画祭はあります。
アカデミー賞では、短編映画のような短編映画の部門もいくつかあり、長編映画以外の部門がある映画祭も多いです。
それでは、有名な短編映画をすこし紹介します。
・ショートショートフィルムフェスティバル
短編映画を対象とした日本の映画祭
・オーバーハウゼン国際短編映画祭
毎年ドイツのオーバーハウゼンで開かれる国映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭
・クレルモンフェラン国際短編映画祭
フランスで行われる世界最大の短編映画祭で「短編映画のカンヌ映画祭」とも呼ばれる
・札幌国際短編映画祭
SAPPOROショートフェスト実行委員会と札幌市によって開催されている国際短編映画祭
そして、前述したアカデミー賞などの短編部門です。
魅力・特徴
短編映画は短いです。短いからこそ長編映画と差別化され、短編映画だけの魅力がでます。
- 見るハードルが低い
- 飽きない
- 内容が濃い
上の3つの魅力があると思います。ひとつひとつみていきましょう。
1、見るハードルが低い
当たり前かもですが、短いことで手軽に見れます。
例えば、スマホでダウンロードしておいた短編映画を、会社に行くときの電車で見る。
寝る前に一本見る。
など、短いので見るというハードルが低くなり、隙間時間に見れたりするのが1番のメリットかもしれないです。
『アベンジャーズ:エンドゲーム』は約3時間です。
もちろん映画にもよりますが、長いとあらかじめ見る時間を作っておいて
「よし、見るぞ!」
みたいな感じの人は多いはずです。
2、飽きない
短編映画は短いので、”展開が早い”です。
無くてもいいところはないので、だらだら見る感じではなく、ぱっぱと見る感じで、長編映画に比べてスピーディーです。
短編映画は飽きる暇なく結末まで駆け抜けます。
3、内容が濃い
“飽きない”のと同じかもですが、短い中にストーリーを詰め込むので内容が濃いです。
作製者が表現したいことをすべて短い中で表現しています。
人によっては「短編映画はゆるいのがいい!」って人も多いと思います。
人それぞれって感じです。
まとめ
短編映画は見る人が少ないです。しかし、長編映画にも負けないような魅力があります。ぜひ、今後の映画ライフに短編映画を入れてみてください!!
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