アフィリエイト広告を利用しています

【3年使用レビュー】SIGMA60-600mmDG OS HSMのメリットデメリットを解説

本ページはプロモーションが含まれています
カメラ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちはJEYEARTHです。

今回はシグマ60-600mmDG OS HSMのレビューをしていきます。

約3年使用して気づいたこのレンズの良いところ、悪いところ、思ったことなどを話していきます。

シグマ60-600mmDG OS HSMの購入を検討している人は参考にしてみてください。

スポンサーリンク

60-600mmのズーム域がやっぱり良い

このレンズの1番の魅力は、やはり他にはない60-600mmをカバーする驚異的なズーム域です。

600mmにもなると被写体をフレームインするのが難しく、広角端の広さはある程度はほしいところ。広角端60mmならその心配はありません。

あと、遠くから近くにくるような被写体を撮る人にとっては、レンズ交換なしで60-600mmをカバーできるのはすごい便利だと思います。

高倍率ズームだけど解像度が良い。綺麗

60-600mmレンズは正真正銘の高倍率ズームです。高倍率ズームは広角から望遠までレンズ一本でカバーできるのがすごい魅力です。

ただ、便利に重きを置いたせいで画質などの写りに関してはけっして良いとは言えません。

「高倍率ズームは便利だけど、画質に関しては良くはない。ただ便利なだけ。」

これが一般的な考えです。

しかしこのシグマ60-600mmはそうではありません。前に発売された150-600mm Sportsと便利になった60-600mm Sportsのテレ端600mmを比較するとほぼ同じかそれ以上の画質。(ネット情報)

「高倍率ズームだから、画質は良くはないよね」みたなことはこのレンズにはほぼありません。

手ぶれ補正がすごい効く

手ぶれ補正はすごいです。めちゃくちゃ止まります。

手ぶれ補正オンオフで比べるとより分かりますがすごいです。

600mmレンズなので手ぶれ補正が優秀なのは必須条件ですが、このレンズは理想の上をいく手ぶれ補正です。

ぜひ店頭で試してみてください。たぶんすごいビックリします。

オートフォーカスはけっこう速い

AFはけっこう速くて快適です。望遠レンズあるあるのAFのカタカタ音はレンズ内でいい感じに響いてけっこう聞こえますが、AFは問題ありません。

サーボAF時でもしっかりと被写体追従してくれます。

フォーカスリミッターがあるので手前に柵などの障害物があってもAFが持ってかれず撮影することもできます。

直進ズームがかなり便利で使いやすい

直進ズームができるのもこのレンズの大きな魅力です。

ズームリングはレンズの中心近くにあるのでレンズを構えて600mmにするとかなり持ちづらい重量バランスになります。

あと、60mmから600mmにする時、一回で回しきれないのもズームリングがダメなところ。(できないわけではないがかなり厳しい)

ズームリングが軽いならまだ良いですが、けっこう重いです。

直進ズームができる600mmレンズはシグマのスポーツラインの2本のレンズだけです。

正直、シグマ60-600mmの大きなメリットは直進ズームと言っても過言ではないです。

構え方によっては意外と耐えられる重さ

約3kgあるレンズなのでけっして軽いレンズではありません。しかし、構え方によっては耐えられなくもない重さです。

ズームリングを支えるのではなく、直進ズームをするレンズの先端を持って、身体につけるようにして支えると意外と耐えられます。(普通に持つよりは)

150-600mm Sports よりもコンパクト。でも画質は同等

・60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports
120.4mm × 268.9mm (最大径×長さ)・150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports
121mm × 290.2mm (最大径×長さ)

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sportsはよく比較される150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsよりも少しコンパクトです。

数字で見ると大きさの違いはわかりにくいですが、写真で見たり、実際に見るとかなり違います。

カメラバッグにも入る大きさの600mmレンズ

60-600mmは大きいですが、長さはそこまでないので入るカメラバッグは少なくはないです。

しかし、長くはないですがとても太いレンズなので深さがあるカメラバッグじゃないと入れるのは厳しいと思います。

参考までに、ピークデザインのトラベルバッグパック45LにカメラキューブMを入れ、そこにシグマ60-600mmを横に入れて持ち運べます。カメラキューブなら縦でも横でも入れることができます。

防塵防滴で多少の雨なら問題なし。安心のスポーツライン

この60-600mmはシグマのスポーツラインというカテゴリーのレンズです。スポーツラインには過酷な状況でも使えるようなレンズが揃っています。

このレンズもその中の一つで、防塵防滴機構は安心設計です。ズームレンズの弱点のズーム機構の筐体の伸びるところもしっかりと防塵防滴になっています。

雨の中、雪の中使ったことがありますが、どちらとも問題なく使用できました。防塵防滴はやっぱりあるととても安心です。

ズーム域が大きすぎて構図を決めるのに迷う

ここからは悪いところを言っていきます。

60mmから600mmという幅広い焦点距離を有しているレンズですが、贅沢な悩みとしてこの焦点距離の大きさのせいで構図に迷うことがたまにあります。

150-600mmとかなら、望遠レンズとして頭に落とし込んで構図を決めます。しかし、60-600mmは60mmというけっこう広めな焦点距離もあるので完全に望遠レンズとして構図が決められないこともあります。

でも、この悩みはたまにしか起こらないのでそこまで気にすることでもないかもしれないです。

ズームリングが重くて使いずらい

直進ズームズームのところでも話しましたが、ズームリングがけっこう重いです。

あんまり他のレンズがどのくらいの重さかは分からないですが、軽くはないです。

ズームリンクを回し始めたら普通な感じがしますが、回し始めるときにけっこう強い引っかかりがあって急に回せないって感じです。

なので、基本的にはズームリングでのズームではなく、直進ズームでのズームがこのレンズには合っていると思います。

ラバーと本体が汚れやすい

本体の金属のところと、ズームリング・フォーカスリングのラバーが汚れやすいです。

白い粉みたいな汚れがついてけっこう取るのが大変です。ティッシュで何か拭いたときの粉みたいな感じ。

ズームで伸びるところには、ズームとレンズ本体の溝のところにゴミがたまりここにも白い汚れが付きます。

レンズキャップがダメ。たまに外れなくなる

このレンズにはレンズキャップが付いてきます。標準レンズなら付いてくるのは普通ですが、超望遠レンズにはかぶせ式のレンズキャップがついていることもあります。

このレンズキャップ、レンズキャップ側を下にしてレンズを置いたら外れなくなることがあります。

レンズが重いからという理由はもちろんそうですが、それだけでなくレンズキャップがちょっと貧弱な感じというのもあります。

はまりが悪く一発で付けられないなどCannon純正のレンズキャップにはない安っぽさを感じます。

「しっかりとレンズキャップが付いてる!」って買った時は喜んでいましたが、これを知った今は少し残念です。

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports はこんな人にオススメ

タムロン、シグマ両社とも600mmレンズを販売しています。ですが、以下に当てはまる人は60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sportsをオススメします。

・良い600mmレンズが欲しい人

・防塵防滴がいい人

・高倍率望遠レンズが欲しい人

良い600mmレンズが欲しい人

タムロン、シグマ両社とも600mmレンズを販売していますが、1番質が高いのはシグマ60-600mmだと思います。1番新しいレンズもシグマ60-600mmです。

高倍率だから画質が劣るなどなく、むしろ良いレンズです。

600mmレンズでシグマ、タムロンあたりで1番良いレンズが欲しい人は今はシグマ60-600mmが1番良いよ思います。

防塵防滴がいい人

シグマには60-600mmよりも安い、コンテンポラリーラインの150-600mmがありますがそれには防塵防滴機能はありません。少し高いですが、防塵防滴目的でシグマの60-600mmを選ぶのもありだと思います。

雨天時、小さいレンズならタオルとかでなんとやり過ごせますが、超望遠レンズになるとレンズが大きく大変です。

高倍率望遠レンズが欲しい人

高倍率の望遠レンズが良い人は、このレンズで満足できると思います。

60-600mmもの高倍率をカバーできるレンズは他にないです。

迷わずシグマ60-600mmです。

シグマ60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports まとめ

プロの現場とかはあまり分かりませんが、ちょっと良い600mmレンズとしては60-600mmはけっこう人気があります。

あと、最近ではSONY Eマウント用でも発売されたのでたぶん人気で売れているレンズなんだと思います。

タムロン、シグマ、SONYと最近では色々な600mmレンズがありますが、価格も含めてシグマの60-600mmはとてもオススメな一本です。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました